こんにちは、今回は「こどもには挨拶やお礼の言葉をしっかり言うことが大事」というテーマで体験談お伝えします。
感謝の気持ちと優しさを育てる
私は子育てをする際に挨拶とお礼の言葉を意識しています。挨拶やお礼の言葉は人とのコミュニケーションを育てる一番大切なことです。
声を出して自分からおはよう、頂きます、ありがとう….など、きちんと言えることはその後の人生を大きく左右することだと思います。勉強ができなくてもそういうことができた方が人として大切だと私の両親も言ってきました。人への感謝の気持ちや優しさを育てています。
そうしたらある日、子供たちが毎日通学で乗るバスを降りるときに、運転手さんに「ありがとうございました!」ときちんと言うのを聞いて感心しました。その地域の子たちは続けて皆そういって、運転士さんもありがとうと言葉を返し、とてもホッコリしました。お金を払うことで乗せてもらうのは当たり前とはいえ、毎日『乗せてもらう』という感謝の気持ちをもってもらえれば良い事だと思いました。いろんな言葉が躊躇なく言えたら素敵だと思います。
挨拶の習慣で好感がもたれる
挨拶をしっかりするように育てた事で、挨拶をすることが恥ずかしいと思わないので、どこに行っても初対面の人にもきちんと挨拶ができ、よい子だと言われました。大抵は子供だからもじもじしがちなのですが、挨拶だけはきびしく指導したので、ちゃんと言えるようになったと思います。
他の子が言えなくても言える子がいると真似をしてみんなが言えるようになるのでよい役目を果たしていたと思います。今は大人になりましたが、営業職に就いた娘は、きちんと挨拶できることで上司やクライアントさんに好感が持たれているようです(会社の上司に言われました)。
私も人と接する仕事が楽しいのはそういう指導を家庭でされたことがあるからです。なので自分の子供にも同じように教育したいと思っていました。今は意思表示がハッキリしない、挨拶がきちんとできない若者のほうが多く感じるので、しっかり教育していてよかったです。
人間関係を円滑にするためにも
これから子育てをする方に伝えたいのは、挨拶は簡単なことですが、勉強よりも大切です。仮に勉強やスポーツが秀でていなくても、挨拶がきちんとできていれば問題ありません。それだけで印象がずいぶんいいです。
今は返事もしない子供が本当に多いです。意思の疎通ができなかったり、相手の気持ちを図ったりするのも苦手です。人間だったら目を向けて相手を見て、コミュニケーションをする、それがとても大事です。それには親がいつも大きな声で挨拶をすることが大切です。おはよう、ありがとう、いただきます、ごちそうさま、それだけでもどこへいっても言えるような子供にして欲しいです。そこから人に対する恐怖心もなくなり、自己表現の礎が育ち、社会に出たときにプラス以外ありません。
子育ては大変で追われる毎日かと思いますが、まずは挨拶から徹底して始めることを切にお勧めいたします。幸い二人の娘は人間関係に苦労をしていません。